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寝起きで髪の毛がボサボサの状態では、身近な他人にすらその姿を見られたくないヒカリ。女性のオシャレとは、男のためにやるものではない。それは、社会的な自己を規定するプロセスに他ならない。男を誘うようなファッションが、男が欲しいというサインではなく、男達がこぞって意識する女性を演出する手段であるかもしれない。作られた自己を常に他人に見せ続けることは、女性にとっては自分自身を維持する不可欠な手順であり、ヒカリの行動はそのように把握されるべきものだろう。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「ミミロルとあそぼう!?」
あらすじ §
サトシ達はミミロルと遭遇します。
ヒカリは、ミミロルのゲットを目指しますが、失敗します。
ミミロルは、ピカチュウに愛を感じていました。そのため、サトシはミミロルをゲットできません。
ミミロルはサトシ達を凍らせ、ピカチュウを連れて離れます。
そこにロケット団が来て、ミミロルとピカチュウを捕獲します。
ピカチュウは自力で脱出し、ミミロルを助けます。
ヒカリと意気投合したミミロルは、ヒカリにゲットされます。
感想 §
ヒカリという少女は、サトシと対等の立場を意図的に演じています。
サトシも、そのようなヒカリの行動を否定することなく、ヒカリと同じ立場で平等に競い合うような行動に出ます。
もしかしたら、ヒカリが無理な背伸びをしていることをサトシは知っていて、彼女に合わせているのかもしれません。
そう、これは無理な背伸びです。
であるからこそ、寝癖がついた髪をサトシに見せる訳には行かないのです。ファッションこそは、背伸びをするための重要な手段であり、その部分で他人に隙を見せることはできないのです。
そして、サトシとヒカリの決定的な違いは、ミミロルをゲットしたヒカリの喜びに出てきます。そう、ヒカリにとって、これは初めてのポケモンゲットだったのです。
今回の一言 §
やな感じで飛ばされず、ジュンサーさんのバイクに追われながら走って逃げるロケット団。これは新展開ですね。
それにしても、バイクで追跡するジュンサーさんから、2本の足で逃げるロケット団はさすがですね。